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苺出荷規格目揃会開催、資材高騰と輸出出荷に向けて資材も統一へ

JA北群渋川営農経済部は苺出荷規格目揃会と出荷資材検討会を4月8日に吉岡町大久保の営農センター会議室で行いました。市場関係者や指導センター、JA職員など24人が参加。従来各生産者は資材をオーダーメイドで使用し直売で販売していましたが、昨今輸出や市場への出荷が増えているため、目揃会と意見交換会を兼ねて出荷資材検討会を開催。市場出荷規格の確認と資材を統一を図りました。
営農経済部園芸販売課金沢弘昌販売アドバイザーは「市場出荷される方も増えてきたので、出荷規格の統一と資材の整理のために今回開催いたしました。資材も統一することで有利販売につなげて行きたい」と開会のあいさつを行いました。

病害虫防除については晴天日と曇天日では最高気温が10度近く差が出てしまう日も多く、果実の障害が発生しやすくなる。気温が高くなるにつれ、高温障害が発生するとともにアザミウマ類やハダニ類が増殖するので、農薬による防除が必要と周知いたしました。

出荷規格の関係については良品出荷による安定価格維持に向け、色具合や形などの出荷規格と出荷する際の注意事項を説明。市場担当者から実物を用いて出荷規格の説明を聞き、さらに理解を深めました。
市場担当者からは「形状の良い物を揃えることで、有利販売につながる。栃木などの他産地は軽量化が主流となっている。」と話をしました。
渋井淳子経済課長は「多様な出荷資材を整理統一し資材費を抑えたい、来シーズンは今回の意見を参考した統一資材で出荷を行い、有利販売に繋げたい。」と話をしました。

様々な規格の確認を行い統一を図った。(吉岡町大久保にて)