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白小豆で耕作放棄地対策 ~栽培講習会を開催~

 6月4日、野菜センターで令和6年度白小豆栽培講習会を開催しました。講師に株式会社虎屋の担当者を招き、生産者14人が参加しました。

 白小豆は、2019年に株式会社虎屋の提案を受け管内で試験栽培を開始しました。2020年から株式会社虎屋向けの白小豆『福とら白』をの栽培を始めました。管内の令和5年度の栽培面積は830㌃であり、毎年増加しています。

 白小豆は生育期間が短く、他の作物と比較すると経費負担が少ないため、拡大を図りやすい作物です。よって、農家の高齢化による耕作放棄地の解消等に期待しております。栽培を初めてする作物は農機具の購入など初期投資費用がかかるため、導入しやすい環境作りのために播種機や豆刈り機などの農機レンタルを当組合で行っています。

 栽培講習会では、株式会社虎屋の担当者から播種の時期や播種直後の除草剤の散布について説明がありました。また、施肥・防除日誌を圃場ごとに記載することや、無登録農薬を使用しない際は、不使用証明書を提出するように説明もありました。

 

 営農経済部の小山義弘部長は「耕作放棄地や遊休農地がは増加傾向に年々増加傾向にあります。栽培しやすい作物を拡大することで、地域の畑を有効に利活用していきたいです。」とコメントしました。

写真=栽培講習会で熱心に話を聞く参加者